CM re:Growth 2014 TOKYOで運用目線でAWSって素晴らしいって話をしてきた #cmdevio
あのときAWS環境だったら…
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内容
物理サーバでの対応とAWSでの対応の違いについて運用目線で話しました。
サーバ再起動のとき
- IDCにサーバを預けていた時はサーバ再起動に時間がかかっていた。
- 障害受付センターへ電話→現地作業員からの折り返し待ち
- AWSだと
- マネージメントコンソールに入ってstop→start
サービスへの影響時間も減少しました。
DISK容量が足りなくなってきたとき
- 物理サーバでDISK容量が足りなくなってくると大変だった。
- とにかく不要ファイルを削除する
- ログの保持期間を検討する
- 外付けハードディスクをつける
- リプレース
- AWSだと
- EBSでDISKの追加と拡張
DISK容量問題もAWSだと簡単に対応可能ですね。
スペックが不足したとき
運用していて、サーバのスペックが足りなくなってくるときってありますよね。
- 物理サーバだと
- とにかくミドルウェアのチューニング
- スペックの高いサーバに移設(時間かかる)
- 負荷分散(時間かかる)
- AWSだと
- スケールアップ(インスタンスタイプ変更)
- スケールアウト(AMI取得して負荷分散)
スペックが不足してきた時の対応も柔軟にできます。
アクセスが増えたとき
アクセスが増えるって嬉しいことですが、すぐにサーバを用意できない経験をしたこともあると思います。
- 物理だと
- 負荷分散するためにサーバを用意
- サーバスペックあげるためにリプレース
- AWSだと
- ELB + EC2 で負荷分散
- スペックアップ(インスタンスタイプ変更)
負荷分散もスペックアップも即時対応できますね。
バックアップ
バックアップって必要ですよね。
- 物理だと
- バックアップサーバを用意
- rsync, tar, dar, dumpなどのバックアップツールを選定
- mount, scp, mv, ftpなどのデータ転送方法選定
- AWSだと
- スナップショット!
バックアップってrsync, tar, dar, dumpなどのバックアップツールを選定し バックアップサーバにどうやってデータを送るかを考えますがこちらもDISK容量が気になってきたり、 複数のツールを使っていると復旧の手順が煩雑化したりしますが AWSのスナップショットだとS3に保存されるので容量も気にせず、耐久性も心配ありません。 タグをつけて世代管理も簡単にできたり、復旧手順の一元化も可能です。
困った時
AWSサポートが優秀
- トラブルシューティングをしてくれる
- ベストプラクティスも教えてくれる
- サードパーティ製のソフトウェアのサポートも行ってくれる
ビジネス以上のサポートに入ると24時間、電話、メール、チャットでの対応もしてくれてとても安心。
まとめ
昔は物理サーバの環境が多かったので上記のような問題がありましたが AWS環境が増えていくにつれて柔軟・迅速に対応が行えるようになったと思います。 そして、AWSサポートは素晴らしいと思います。